将棋のプロ棋士がついにCPUに負けた。

私が初めてCPUと対戦したのは四半世紀以上も昔の話。当時のAI将棋は1手指すのに10分以上かかり、かつ疑問手ばかりのもので、お世辞にも対戦したいとも思えない代物だったことを覚えています。

よくぞここまでCPUを進歩させたものだとの思い。
また、これまでCPUに負けなかったプロ棋士達のたゆまぬ努力。

色々な思いはありますが、近い将来には人間がCPUに勝てなくなるのではないか、という恐れを抱いているのは私だけではないでしょう。

ただ勝った負けただけが、プロ棋士の強さを否定する訳ではないことも知っています。矢倉囲いや美濃囲いといった強さと美しさを兼ね備えた陣形、横歩取り8五飛のようなサプライズ、プロ棋士ならではのエンターテイメント性。それらをCPUが作り出すことが出来るのかも疑問です。

TCGではどうなんでしょうね。不確かな部分を確率計算で補えば、プレイヤーとしてのCPUは相当な強者になるとは思います。ただ人間がデッキの中に仕込む「小賢しさ」をCPUは超えることが出来るでしょうか。

まだまだ大丈夫だとタカを括っていると、今となっては無料将棋ソフトにすら勝てない私のようになるかも知れませんよ。

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